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BMW R1150R
Euro Style
BMW R1150Rロックスターをベースにした、ヘッドライト&メーター周りのユーロカスタム。ベース車の静けさと、造形の力強さを融合させた一台──“ただのBMW”では終わらない個性が宿っています。
廃番のオーバルヘッドライトを中心に据え、BMWらしからぬ“顔つき”を演出。丸目ではありきたり、異形では行き過ぎ──その間にある絶妙な楕円形が、ユーロスタイルの核を成しています。重厚なガラスレンズが放つ艶感もポイント。
ステーはパイプワークによるワンオフ設計で、トップブリッジから吊り下げる方式。ヘッドライト位置を最適化するため、同R1150シリーズの別車種からトップブリッジを流用。黒ステンボルトを用いることで造形に統一感を与えています。
バイザーはGSR用社外品を流用。異なる車種パーツでありながら、フォーク角やライト位置にぴたりと収まる設計。“BMWをBMWらしくしない”という思想の表れでもあり、カスタムだからこそ生まれる造形融合の好例です。
左斜め前からの構図では、楕円ライトとバイザー、ステーの納まりが見事。フォークとのライン接続が自然であり、造形の一体感が感じられる角度です。パーツを“装着する”ではなく、“構成する”意識──まさにカスタムの醍醐味です。
サイドから見ても、ライト周りのまとまり感が鮮明。吊り下げ方式のステーにより、ヘッドライト位置が低めに設定され、フロントライン全体が前傾気味に整っています。“動き出す瞬間の姿勢”を形にしたような造形バランスです。
トップブリッジとハンドルは半ツヤブラックのパウダーコート仕上げ。表面の質感が統一され、全体の引き締まり効果も抜群。“目立たせるために塗る”ではなく、“空気感を整えるために塗る”──そんなカスタム思想が反映された仕上げです。
メーターはモトスコープミニ。インジケーターにコンビフレームライト、取り付けはボルトオンキットを使用。“表示するべきものだけ表示する”というシンプルな合理美と、造形のスッキリ感が同居した構成。ハンドル周りの密度と視認性が同時に成立しています。
ヘッドライトのアップビューでは、ガラスレンズの厚みと質感がしっかり確認できます。造形的には“クラシック感”を漂わせつつ、サイズ・位置・角度は完全にストファイ流──この交差点にこそ、このカスタムの存在価値があります。
ミラーはディープカットタイプで、アルミ削り出しの高精度造形が魅力。反射面のカーブとボディラインが手元の動きを上品に見せる仕様で、カスタム全体に高級感と機能美を添えています。
フロントウインカーは廃番のLEDスペード型を使用。小型ながらも視認性は高く、造形の主張も程よく整えられています。“目立ちすぎず、でも消えない”──そんなポジションに収まるパーツ選びが好印象。
左斜め前からの俯瞰で捉える全体ビュー──ヘッドライトの位置、バイザーの収まり、ミラーの角度、ウインカーの配置、そしてハンドル周りの密度。すべてが計算され、そして意図的に“過不足なく整っている”状態。R1150Rの個性を残しつつ、ユーロスタイルに仕立て直す造形哲学がここに詰まっています。“BMWらしさ”を脱ぎ捨て、“機能美と欧州感覚の接点”を作り出した、この一枚が仕上げの総括にふさわしい視点です。
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